話を聴けているかのチェック法

今日は、私が研修などでお話ししている「自分は人の話を聴けているか?」の、簡単なチェックの仕方をご紹介します。

どこをチェックするか?それは・・・「自分は相手のことを、どれくらい知っているか」です。

あなたのご家族、お友達、同僚や従業員のこと・・・どれくらい「知って」いますか?


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例えば、あなたのお子様が好きなアイドル。

そのアイドルのどんなところが好きなのか、知っていますか?

きっかけは何だったのでしょう?


最近学校では、どんな遊びが流行っているのでしょう?

それのどこが楽しいのでしょう?

仲の良いお友達のどんなところが好きなのでしょう?

苦手な科目は?それのどこが苦手なのでしょう?

学校で何をしている時が一番楽しいのでしょう?それはどうして?



今日もお仕事を頑張っているあなたのパートナー。

会社で・・・例えばお昼休みに、何があるとほっとするのでしょう?

ストレスを抱えていることはなんでしょう?
何があればストレスが少し解消されるのでしょう?

今の仕事でやりがいを感じているところはどこでしょう?


お友達が行ったという旅行。

どんな時を過ごしたのでしょう?一番感動したことは?

そもそもなぜその場所に?どんな思い出があって・・・または何を楽しみにその場所にしたのでしょうか?
次回はどこへ行きたいのでしょうか?



同僚や、もしあなたが経営者なら、あなたの会社の従業員の方は、どんな仕事をしている時に一番力を発揮できるのでしょう?

今やっている仕事で苦手なことは?

人からサポートをもらって嬉しいことは?

一番ストレスを感じることは?

上司にどうなってほしいと思っている?

今後やりたい仕事は?

こういう状況なら頑張れるということは?


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実は、私たちは、自分の周りの人のことを、ほとんど「知らない」んです。

なぜなら、このようなことは、こちらから聴かないと話してくれないことだから。

(中には、聴かなくても相手から話してくれる人もいますけどね)


表面上、ああだね、こうだね・・と世間話しをしていても。
それすらも、「あれ、あの時何て言ってたんだっけ?」と忘れてしまうのが私たち。


人と関わるときに、私たちの意識は、自分はこう思う」自分の考えに集中する」話を聞きながら、違うことを考えている」自分の話をきいてほしい」・・・と、【自分】に向かいます。


「この人はどんな人だろう」「この人に、何があったのだろう」「この人の話をきこう」「この人のことをもっと知りたい」と、相手をし主体にした関わり方には、意識しないと中々なれない。私も仕事以外の場では、「あー。きけてないなあ・・_と思うことばかりです。

相手の話をすぐに自分の話にしたり、適当に会話をしたり、別の話題になったり・・。
関わっているようで、深く関わっていない。何も相手のことを知らない。


さらに。

本当は「知らない」のに、家族だから、友達だから、同僚だから、従業員だというだけで「もう知ってる」と思い込み、なおさら、知ろうとしない。「知ろう=聴こう」としないんです。


以前、ある講座で「家内とたくさん話をします!」という男性がいました。

でも、


好きな色

旅先で感動だったこと

もらって嬉しいプレゼント

子育ての一番の苦労


など、訪ねてみると一つも知らなくて、「あー・・・・自分は家内とコミュニケーションとってるつもりだったけど、家内のこと何もしらないんですね・・・話を聴いてなかったんだな、聴こうとしてなかった」と反省されていました。


「聴く」とは「知る」こと。
知ろうと思うから話を聴けるし、聴くことで、たくさんの情報が相手から自分に入ってきます。


あなたは、どれくらい周りの人のことを知っていますか?知ろうとしていますか?

「自分がどれくらい聴けているか」 ぜひ自分の中を探ってみてくださいね。

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