中村舞のコーチング&コミュニケーションStory



20歳までに両親含め家族が3人亡くなり、金銭的にも精神的にも大変だった10代。
ある時「両親の分も、私が幸せになろう!」と決意。
その時に、初めて気がつきました。「幸せって何だろう?」
世間で言われている、お金、名声、幸せな家庭・・・それらがあれば本当に幸せなの?
誰かにとっての幸せではなく、私にとっての幸せは何だろう?

そんなことを考え出したのが、私が「自分で自分に問いかける」=コーチングを始めたきっかけです。



20代の頃は、すっかり内観好きになって

「私はあの時なぜあんな反応をしたんだろう?」
「本当は何て言いたかったのかな?」
「私は何をしたいんだろう?」

など、バスに乗っている時も、道を歩いている時も、いつも自分の中に答えを探していました。

その結果、

「世間の価値観と自分の価値観」
「自分で作り出している問題とその解決法」
「私が目指したいものと、そのための行動」

などを分別・理解できるようになり、250名を集めたイベントの成功や、北海道中に広がったサークル運営など、仕事以外でも自分のやりたいことを少しずつ実現できるようになりました。



30歳になり、コーチングに出会い、「これは私が自分にずっとやってきたことだ!!」と感動。
「絶対コーチになる!」と決意。

「私なら素晴らしいコーチになれる。なぜなら、すでに私はそれでうまくいっているのだから」
と鼻息荒く、コーチングを学び始めました。

確かに、コーチングの仕組み・質問づくりなどは、スムーズに理解し、できるようになりました。
でも、どうしてもできないことがありました。
それが「傾聴」です。

コーチングの仕組みを覚えても、そもそも人の話が聴けない。
本音を引き出せない。本音が何かわからない・・・・・(涙)

コーチングにはどうしても傾聴力が必要です。
ですが、私は「話を聴くこと」ができませんでした。
自分の価値観で相手の話を判断したり、聞いたこともすぐに忘れていく、口を挟む、頭の中は「自分の考え」でいっぱい・・・

最初はあまりにもできなくて、負けず嫌いな私は陰で何度も泣きました(苦笑)
そして、できないからこそ絶対にできるようになる!と、本気で「傾聴」「コミュニケーション」「人と関わること」と向き合い始めました。


人と関わっている時の自分の表情、態度、話し方や聴き方をひたすらチェック。
周りの人も観察。あの人は声をかけやすい雰囲気だなあ・・こういう一言を言われると、話しづらくなるなあ・・この人は口調だけで心を温かくする、すごい!
誰かの話を聴いた時は、後で振り返り。もっと聴けることがあったのでは?本当に相手が伝えたかったことは何か?

どんな時も「人」「関わり方」に集中して関わるようにして毎日を過ごしていると、少しずつ

「そもそもコミュニケーションとは何かすらわかっていなかった」
「毎日使っているものなのに、誰にも教わったことがなかった」
「傾聴の姿勢「相手を知ろうとし受容すること」が、全ての良好な人間関係の基礎となっている」

と、色々なことがわかりはじめました。

そして、

「コミュニケーション・人間関係力が、私たちにとってどれくらい大切なことか」

に、ある時気がついたのです。



私たちは「人」とともに社会生活を営んでる。
仕事でもプライベートでも、「人」から逃れることはできない。
その、どこでもいつでも一生つきまとう「人」とうまくやれるかやれないかは、その人の人生の行く先をも大きく左右するくらいの力があるのではないだろうか。


ある程度仕事がうまくいっても、誰かとのトラブルをいつも抱えている人
人の関係そのものが、ストレスの元になっている人
社長は社員の愚痴をこぼし、社員は社長のやり方を愚痴る。
大人になっても、親との関係で悩み 親になると子どもとの関係で悩む。
職場でのストレスのトップは人間関係。
最初は大恋愛だった結婚が、なぜか時間が経つとうまくいかなくなる・・

周りをみると、「人」に悩み、「人」によって不満や問題を抱えている人がたくさんいました。
20代前半で1度目の結婚をし、30歳前に離婚をした私も、その中の一人です。

もしこの悩みが解決したら、どれだけの人が幸せになるんだろう?



もう一つ、大きな気づきがありました。
10代の私の問い。「私の幸せは何?」の答えです。

早くに両親、家族を亡くした私はずっと孤独でした。
そして、今目の前にある人との関係は永遠ではないことを体験しました。

だからこそ、人と良い関係を築きたい。
一瞬だけの出会いでも、長く続く関係でも、「人」を大切にしたい。

人の中で、たくさんの人の笑顔と喜びの中で生きていきたい。
必要のない争いをするよりも、「ありがとう」を言える関係でありたい。
会えなくなった時に、後悔しないように。

そう生きることが、私の幸せなんだ!と気づいたのです。



そのような気づきの中で、自然と「コーチング」を超えて「コミュニケーション全般」に興味を持ち始めました。


コミュニケーションの上達の秘訣は、「相手のことを考える想像力」です。
この想像力が、あらゆる仕事の分野でも役立つことにも気がつきました。
なぜなら、仕事・ビジネスは、「対価を払ってくれる相手がいてこそ成り立つこと」だからです。
その相手のことをどれくらい想像できるか?相手に喜ばれることができるか?が、より良い結果に直結します。


コミュニケーションの素晴らしさ、良好な関係がもたらすメリット。それらを理解すればするほど、私なりの方法で、この素晴らしさを人に伝えたいと思うようになりました。

「みんなが今よりもっと幸せになれるとっておきの方法があるよ!」

それをたくさんの人に伝えたくて、そのスキルを手に入れて欲しくて始めたのが、講師業です。


コミュニケーションの世界に終わりはなく、人や状況が変わると、そのたびに私の相手への関わり方も変える必要があります。
ですので、今でも毎日が「練習の場」であり、反省だらけです(笑)
だからこそ面白くもあり、好奇心はつきません。


私の幸せのために。
人で悩むすべての人の幸せのために。
それが、私が今の仕事をしている原点です。





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